山海リベラリズム④

４月２６日　最高７．９度　最低－１．９度　最大12.9ｍ（西北西）
函館の五稜郭の桜はすでに満開とのニュ－スも聞かれますが、今朝は日高海岸部の浦河でも積雪したらしく、江別も東京の真冬並みの寒さでした。しかし他の日は概して暖かく、日曜には再びK氏とサイクリングに出かけてきたほどです。ただ江別の桜のつぼみはまだまだ硬いままのようです。
　次にラムの近況です。ラムは時々こたつの天板に飛び乗ると、私にちょっかいを出してきます。そんな時私はほっぺたを軽くたたいたり、口の中に指を入れてあまがみさせたりしてしばらく相手になってあげます。

　さて本題に入ります。私にとって水俣駅前はかなり懐かしい場所なのですが、現在は６０年ほど昔とはかなり雰囲気が違ってきています。当時５万人の人口が今は２万人以下で、昔の活気が今は信じられないほど寂しくなっていると思います。駅前にあったパチンコ屋と食堂街は今はなく、特に食堂街は生気の消え失せた中身のないサンゴのように変わり果てています。
オ－プニング　肥薩おれんじ鉄道の水俣駅です。
1：30　左の小さな家のあたりに昔パチンコ屋があり、チッソの社員たちで夕方以降はかなりにぎわっていて私の父もここでかなり遊んでいたらしく、時々持ち帰るチョコレ－トが我々子供たちの楽しみになっていました。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2：00　今は見る影もない、当時会社員たちでにぎわっていた食堂街の入り口です。
3：30　この左手に万福食堂という食堂があったことを覚えています。「満腹」のごろ合わせで「万福」にしたと思いがちですが全く違います。なぜならこの食堂の息子は私の同級生で、姓が「万福」で彼のことを私が「万福君」、もちろん先生も同様「万福君」と呼んでいたことを覚えているからです。つまり苗字をそのまま店の名前にしたということです。
6：30　チッソ正門ですが、現在は全く存在感がないように見えます。

　さらに水俣シリ－ズは続きます。