石狩湾低気圧

３月２日　最高５．０度　最低－３．１度　最大8.9ｍ（北西）　積雪110ｃｍ（130ｃｍ）
今日もテーマの関係でラムの近況から始めたいと思います。昨日夕方ラムがリビングの出窓に横たわって外を見ているとき、キタキツネが表れて鳥のエサ台の下に近づいてきました。それに気が付いてラムは火が付いたように鳴き始めたのですが、キタキツネも窓を挟んだラムを見て危害はないと判断したのか、一定の距離を取りながら悠々と動き回っていました。画像はその時我が家のガレ－ジの上に移動してあたりを見下ろしているキタキツネの様子です。


　さて本題に入ります。２月２４日の大雪にうんざりしていたその二日後、２月２６日午前１０時ころ激しく降り始めた雪はその日の夕方日が暮れるまで、全く衰えることがなく８時間ほど降り続き、さらに３０cmほど降り積もることとなりました。今年何回か繰り返し起こった江別の大雪ですが、その主な原因は発達した低気圧が北海道を通りすぎた後、強い寒冷渦の接近により発生する「石狩湾低気圧」
によるものです。

その石狩湾低気圧はゆっくりと移動してはいくのですが、長時間停滞することも多く、その時局地的な異常降雪となることが多いのです。今年江別で起こった異常降雪の８割以上はこのパタ－ンで起こったものです。強い雪雲の帯が長時間一定の地域を覆ってしまうのです。

この大雪で豊幌の積雪も２月２７日午前９時の時点で１５1cmを記録してしまいました。例年最深積雪は100ｃｍ前後なので、今年の雪の多さがわかると思います。私が北海道に移住して２０年本当に初めての経験でした。実は今ブログを書いている今日も40ｃｍくらいの大雪になると脅かされていて、心配しているのですが、今の時点ではそれほどの積雪の増加は見られてはいません。江別の大雪はニュ－スになることは多くないのですが、２月２６日の江別の大雪を伝えるニュ－スの画像です。

最後に豊幌最深積雪151ｃｍのデータ画像です。

これ以上積雪が増えないことを祈りながら今日のブログを終わりにしたいと思います。